中国輸入の基礎知識

中国輸入販売で知っておきたい家庭用品品質表示法とは?

みなさん、「家庭用品品質表示法」という法律をご存知ですか?

これは消費者利益の保護を目的とした法律ですが、中国輸入を行う上で、この家庭用品品質表示法についての理解はとても大切です。

なぜなら、中国輸入した商品の中でも、この法律で定められた品質表示をしないと販売できないものがあるからです。

しかし、品質表示といっても、どのような商品にどのような処置を行えば良いかわからない方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回の記事では、家庭用品品質表示法の解説をするとともに中国輸入で気を付けたい品質表示に関するポイントについて解説します。

この記事をご覧いただくことで、中国輸入で販売する商品につけなければならない品質表示について分かるようになります。

また、購入者の方は、安心してあなたの商品を購入することができ、のちのちのリピーター増加や売れ行きアップにつながっていくはずです。

中国輸入販売をするなら必要な知識。家庭用品品質表示法とは?

商品の品質表示に関係している法律として挙げられるのが、冒頭でも紹介した「家庭用品品質表示法」です。

家庭用品品質表示法とは、わかりやすく説明すると次の通りです。

家庭用品品質表示法とは

  1. 消費者利益を保護するための法律です。
  2. 製品の品質を消費者に正しく理解してもらうために、家庭用品を取り扱う事業者に対して品質表示の規定を定めている。

そして家庭用品品質表示法が対象となる製品は、次の4種類に分類されます。

  • 繊維製品:(コート・ズボン・スカートなどのアパレル製品、糸、織物、布団など)
  • 合成樹脂加工品:(台所用品、水筒、たらい、お盆、バケツなど)
  • 電気機械器具:エアコン、テレビ、電子レンジ、冷蔵庫、電気カミソリなど)
  • 雑貨工業品:(ティッシュペーパー、塗料、サングラス、靴、傘など)

このような商品を中国から輸入して販売する場合には、消費者が正しく品質表示を理解することができるように、販売者は日本語表記に作り直した品質表示に付け替える等の対処が必要になります。

家庭用品品質表示法

中国輸入商品の品質表示の確認を怠ると法に触れるおそれあり。

基本的に中国から輸入する商品の品質表示が元から日本語表記になっていることは『ほぼない』のですが、それに気づかず、そのまま商品を販売してしまうケースが意外と多いです。

しかし、先ほど『家庭用品品質表示法』で紹介した通り、この法律では品質表示を日本語表記にすることを定められた商品があります。

その為、もし万が一これに該当する商品の品質表示を日本語表記にしないまま販売してしまったら、法律で罰せられる可能性もあり、注意が必要です。

実は、『中国輸入の品質表示が日本語表記になっているかどうかの確認をする』ということは、結構見落としがちなポイントになるので、しっかり頭にいれておきましょう。

中国輸入するアパレル商品の品質表示は細かい規定アリ

中国に関わらず海外から輸入したアパレル商品を日本で販売する場合、品質表示のタグを必ず日本語表記にしなければならないので、特に注意が必要です。

また、アパレル商品はタグを日本語表記にすること以外に、表記しなければいけない3つの項目があります。

  • 洗濯表示マーク
  • 繊維の混用率の表記
  • 氏名や住所などの個人情報の表記

では、次にそれぞれ3つの表記事項について見ていきましょう。

中国輸入アパレルの表示義務!洗濯表示マークとは?

洗濯表示マークは、商品の取扱説明書のような役割を担っています。

そして、洗濯表示マークで理解することができる商品の内容は主に4つあります。

  • 洗濯方法
  • 漂白できる
  • 洗濯後の干し方
  • アイロンの温度など

平成28年12月に新しくなった洗濯表示マークの詳しい説明はこちらでは省きますが、もし興味のある方は以下のリンクを参考にしてください。

洗濯表示について/消費者庁

中国輸入アパレルの表示義務!繊維混用率は正確に!

洋服についている品質表示に、綿〇〇%、ポリエステル〇〇%と書いてあるのを見たことありませんか?

これは、その商品の繊維混用率を表していますが、実は、この繊維混用率の表示を間違ってしまうと、家庭用品品質表示法違反となるので正確な情報を載せなくてはいけません。

もし万が一、家庭用品品質表示に違反したら、商品の販売ができなくなるだけでなく、罰金の支払いも課せられてしまいます。

そうなれば、商品の仕入れ代金と罰金分の金額が赤字となってしまうとため、非常に大きな損害を受けることに。。。

しかし、『製品テストを行って正確な繊維の混用率を調査する』ことで、そのような事態を防ぐことができます。

製品テストは自費になりますが、3,000円ほどで行うことも可能で、商品の仕入れ代金と罰金分の金額に比べれば、非常に安い金額だと思います。

したがって、必ず製品テストを受けて、正しい情報を収集しましょう

中国輸入アパレルの表示義務!表示者名と連絡先情報について

家庭用品品質表示法では、販売する商品タグに表示者名などの表記をすることが義務付けられています。

その為、個人で輸入したアパレル商品を日本国内で販売する場合には、以下のような個人情報をタグに表記する必要があります。

  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号

しかし、アパレル商品を日本で個人販売する場合、『上記の表記をする』ことが、『個人情報を公開する』ことにつながりかねません。

そのため、このようなリスクを避けるためにも、住所や電話番号は、プライベートのものではなく、事業用のものをあらかじめ用意して対応しましょう。

まとめ

今回のお話をまとめると、ポイントは次の3つです。

  1. 品質表示は日本語表記に変える
  2. 家庭用品品質表示法によって消費者が製品の詳細を理解できるように正しい品質表示が義務付けられている
  3. アパレル商品は表記内容が細かいので、注意が必要

品質表示を正しくしていなければ、最悪の場合、販売アカウントが停止になったり、法的な処置を受けたりする恐れがあります。

またこのような事態に発展しなくても、品質表示の誤表示で購入者の方に大きな迷惑をかけてしまうかもしれません。

そうならないためにも

販売者として『商品の品質表示チェックを怠らず、正確な品質表示をした商品を販売する』

その責任をしっかり果たしていきましょう。

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