いまやたくさんの代行業者がありますが、そのサービス内容や質はそれぞれ大きく異なります。
皆さんが実践している中国輸入ビジネスの規模を拡大するためには、
『どこの代行業者を選ぶのか?』
がとても重要で、そのために代行業者を慎重に見極める必要があります。
もちろん、実際に使ってみてどのような代行業者なのか吟味するのもいいでしょう。
しかし、相性の良い代行業者に出会わなければ何度も業者を変える必要があり、なかなか大変ですよね。
そこで、より良い代行業者を見つけるために、今回は代行業者を選ぶうえで見るべきポイントについて取り上げていきたいと思います。
中国輸入代行業者なしで中国輸入ビジネスが成り立たない理由とは
中国輸入代行業者を選ぶ際のポイントについてご紹介する前に、まずは中国輸入ビジネスをするうえで、なぜ代行業者が必要なのか、その理由について見ていきたいと思います。
中国輸入代行業者が必要な理由1
中国輸入ビジネスとは、中国で商品を調達しそれを日本に輸入してネットショッピングサイトで販売するビジネスになります。
日本人の感覚でいえば、仕入れた商品のなかに不良品が高い割合で混ざっていたり、注文した商品と違ったものが届いたりなんてありえないと思いますよね。
しかし、こういったあり得ない事態が頻繁に起こってしまうのが商品の仕入れ先である中国です。
もし、代行業者を介さないでダイレクトに中国から商品を仕入れたとしたら、売り物にならない不良品ばかり送られてきたなんて最悪の事態になりかねません。
想像しただけでも怖いですよね。
そういった最悪の事態を避けるためにも、やはり中国から商品を輸入して物販ビジネスを行うのであれば、中国輸入代行業者を介することが絶対に必要です。
中国輸入代行業者はこのような特殊な中国事情を熟知したエキスパートであり、もし万が一不良品等があった場合も交換や返金等といった販売元との交渉を頼むこともできるのでとても安心です。
中国輸入代行業者が必要な理由2
中国から商品を輸入するので、仕入れ交渉等は当然中国語を使って行うことになります。
しかし、仕入れ交渉となると片言の中国語では話になりません。
やはり、現地のかたにひけをとらないほど流暢な中国語を話せなくてはいけませんが、これはかなりハードルが高いですよね。
この言葉の壁をも解決するのが、中国輸入代行業者になります。
大概の代行業者には中国語が話せるスタッフがいるので、中国輸入代行業者を介せば言葉の壁を気にすることなく、現地でのビジネス交渉を任せることができます。
中国輸入代行業者を選ぶ基準3選とは?
中国の特殊な事情や言葉面でのハードルがある為、中国輸入ビジネスを行うのであれば、中国輸入代行業者を利用する必要があることがお分かりいただけたかと思います。
では次に、本題の代行業者を選ぶ際に見るべきポイントについて見ていきたいと思います。
中国代行業者を選ぶ際に見るべきポイント3選
中国輸入代行業者を選ぶ際に見るべきポイントは以下の3つになります
- その代行業者はFBA納品に対応しているのか?
- その代行業者はOEMに対応してくれるのか?
- その代行業者はコンテナ輸送に対応しているのか?
副業どまりではなく、本格的に事業として中国輸入ビジネスに取り組まれている方には後々の事業拡大を考えたときにこの3つのポイントは是非抑えて代行業者を選ばないといけません。
では、次でそれぞれのポイントについてもう少し解説していきたいと思います。
FBA直送に対応している中国代行業者を何故選ぶ必要があるのか?
中国輸入代行業者を選ぶ際、なぜFBA直送サービスがあるかどうかを基準にしたらいいのか、その理由について探っていきましょう。
FBAは中国輸入ビジネスの拡大に不可欠な販売の自動化を叶えるサービス
中国輸入ビジネス販路の一つであるアマゾンには、お客様対応や商品の梱包や発送といったことを一手に引き受けてくれるとても便利な有料サービス、FBA(フルフィルメント バイ アマゾン)があります。
中国輸入ビジネスを事業として拡大するためには販売の自動化は不可欠ですが、FBAはそれを簡単に叶えてくれます。
また、FBAを利用している、していないかで、アマゾンからの評価やアマゾンSEOも左右するので、そういったことから考えても是非利用したいサービスになります。
FBA納品を個人で行うのは時間と労力がかかり非効率。
しかし、このサービスを受けるためにはまず、商品一つ一つにはアマゾンのルールが反映された商品ラベルを張る必要があります。
さらに、日本各地にあるFBA対応の倉庫(埼玉県川越、千葉県市川、大阪府堺市など)にご自身の商品を納品しなければなりません。
簡単そうに聞こえますが、もし万が一商品に不備があった場合はFBA納品ができなければ、FBAの利用もできません。
FBA納品の下準備には最新の注意を払う必要があり、これらすべてをご自身でやるとなると、大変な労力と時間、そしてお金がかかりとても非効率です。
※FBA倉庫に関する情報は以下から
※FBAラベルに関しては以下から
FBA直送ができる代行業者の力を借りて効率的に販売の自動化をしよう
もしFBA直送サービスがある中国輸入代行業者であれば、中国で仕入れた商品に商品ラベルをはって、中国からFBA倉庫へ直接納品してくれるので、大きな労力を削減することができます。
さらに、中国から直接指定のFBA倉庫へ納品されるので送料も削減することができます。
事業拡大の第一歩として欠かせない販売の自動化。
これを実現するためにも、是非FBA納品サービスがある中国輸入代行業者を選んで利用しましょう。
OEMができる中国輸入代行業者を何故選ぶ必要があるのか?
次になぜ中国輸入代行業者を選ぶ際になぜ、OEMに対応しているかどうかを基準にするべきなのかについて説明していきましょう。
中国輸入ビジネス事業拡大を狙うならOEMは欠かせません
中国輸入ビジネスを事業として拡大したいのであれば、将来的にOEM製品を作ることを視野に入れなくてはいけません。
なぜなら、中国から輸入した商品を転売するだけでは、遅かれ早かれ売上が頭打ちになり、事業の更なる拡大は期待できないからです。
しかし、OEM製品はオリジナルブランド製品であり、綿密な計画のもとに作ったOEM製品であれば、ライバルとの差別化ができ中国輸入ビジネスで長く戦っていくことができるようになるのです。
日本基準にあったOEM製品ができる代行業者を選ぶべし
しかしOEMに対応できるところであればどの代行業者でもいいのかというと、そうではありません。
やはり日本人基準に見合った品質のOEM製品ができるかどうかが代行業者を選定するうえでとても大切になってきます。
中国はさまざまな場所に生産拠点がありますが、この品質にこだわった生産拠点になると広州、深センと非常に限定されてきます。
(広州はアパレルが特に強く、革製品、バック、アクセサリーが主に強いエリアで、深センは主に電化製品が強いエリアになります。)
OEMができる代行業者の中でも、
そして、
OEMできる代行業者の中でもこのようなポイントを見極めて、業者選定を行っていきましょう。
コンテナ輸送対応ができる中国輸入代行業者をなぜ選ぶ必要があるのか?
中国輸入ビジネスを事業として拡大させるには、販売量をあげ、売上を上げなくてはいけません。
そして、そのためには取り扱う商品量を増やすこと、在庫数を増やすこともおのずと必要になってきます。
中国輸入の物流量が増えればコンテナ輸送も視野に入る
副業感覚の中国輸入ビジネスであれば、仕入商品もそんなに多くはないので航空便で輸送できます。
しかし、事業拡大を狙うレベルだと、仕入れる商品量もとても多いので、航空便を使った国際輸送は重量面やコスト面から考えても難しく、船便コンテナ便の利用が視野に入ってきます。
コンテナ便は物流量のハードルが上がり利用者も対応代行業者も少ない
船便でも混載便であれば、利用者もそれなりにいるので、対応している代行業者も見つけやすいかと思います。
しかし、コンテナ便はコンテナ一本借りして輸送するので、それなりにハードルがあがりその分利用者の割合も少なくなります。
そうなると、コンテナ輸送に対してどの代行業者も対応してくれるとは限りません。
コンテナ便に対応できる中国輸入代行業者を探そう。将来の事業拡大に備えて。
現時点で自身の物流量がコンテナ便輸送に至らないとしても、ゆくゆくはそれを増やして事業規模の拡大を図っていきたいと考えるのであれば、コンテナ輸送にも対応してくれる中国輸入代行業者を探しておくのがいいでしょう。
そうなれば、いざというときに輸送であわてる必要がなくなります。
最後に
いかがでしたか?
中国輸入代行業者を探すときのポイントである
- FBA納品に対応しているか。
- OEMに対応しているか。
- コンテナ輸送に対応しているか
は、皆さんの中国輸入ビジネスの規模を拡大するうえで欠かかせないものになります。
また併せて、検品体制もしっかりしていて、商品品質が大切だと考える代行業者を選ぶことも大切になってきます。
いずれにしても、中国代行業者を選ぶ際はこれらのポイントを押さえながら、皆さんが信用できる、そして相性が合うと思えるような代行業者を探していただきたいと思います。。